カーテンレールを自分で取り付けてみた&必要だったもの一覧

一条のおうちは標準で、すべての窓にハニカムシェードがついています。
(しかも西側は、標準で遮光ハニカム。それ以外の方角はオプションになる。)

ハニカムシェードについては以前の記事もご参照。

2018/01/19 ハニカムシェードの使い心地と、レールから外れてしまったときの戻し方


設計時、ハニカムシェードがあれば、カーテンは要らないかも?と思いましたが、実際は我が家は引っ越し前に、掃き出し窓すべてにカーテンレールを取り付けました。



上記の記事でも書いた通り、ハニカムシェードはALL or Nothing、開けるか閉めるかしかないため、光を取り込みつつ視線を遮るような器用なことが出来ませんので、レースのカーテンが欲しかった、というのが一番の理由です。
インテリア的な意味で取り付ける人もいるそうですけれどもね。

さてこのカーテンレール取付ですが、これは標準でもなければオプションですらありませんでした。
営業さんに申し出ると「ではカーテン業者を紹介します」と。

で、紹介されたのは近所のホームセンターの中に入っているカーテン屋さんでした。
一応、見積もりを出してもらったのですが、結構良い値段するのですね…!
びっくり。
これでも値引きされているのかー、と思いつつ、ホームセンターのカーテンレールを眺めていて、

「自分で取り付けよう」

という結論に達しました。
それにレースカーテンが主な目的で、カーテン自体もそんなに必要ないですし(見積もりにはカーテンも全部入れてくれていた)。


カーテンレールの取り付けはとてもシンプルです。


カーテンレールには数か所、上記のような壁取り付け用の金具があるので、これを壁にねじ込めばおっけー。


大体、両端付近と、中間に2か所の全4か所くらいです。
簡単そうでしょ?

というわけで、自分で取り付ける場合に必要だったものを書き出しておきましょう。


自分でカーテンレールを取り付ける場合の準備品

  1. おとな2人以上
  2. 脚立またはそれに準ずるもの2つ
  3. カーテンレール
  4. 電動ドリル&ドライバーおよび普通のドライバー
  5. 少し長めのねじ
  6. マスキングテープ&ペン(目印用)
  7. メジャー
  8. 水準器
  9. 下地探し用品(マグネット付き)


1. おとな2人以上&2. 脚立またはそれに準ずるもの2つ
おとなが2人は必要です。身長がおとな並みなら子どもでも良いですが、要はある程度の身長と持久力のある人が必要です。何故ならカーテンレールは長く、それを水平に保ちながら作業する必要があるため。押さえ係ですね。このため、余程背の高い人でない限り、脚立も2つ必要です(設置位置に手が届かないといけない)。もしも人員が確保できるなら、更にもう1人いれば押さえ係2人+取り付け作業者1人に出来るので、かなり楽になります。(2人だと、1人が押さえ係をしながら取り付け作業をするときが出てくる。)また、他のものを押さえたり(例えば電動ドリルのコードとか)、ねじなどのモノを取ってくれる要員(子どもでも可)もいると便利です。

3. カーテンレール
ホームセンターで購入できます。とりあえずレースカーテンだけで良かったのですが、将来的に必要になることもあるかもしれないので、すべて2連のものを買いました。

4. 電動ドリル&ドライバーおよび普通のドライバー
必ずしも電動でなくても良いですし、壁際ぎりぎりの設置の場合は電動ドライバーが壁に当たってしまうなど使えないこともあるので、普通のドライバーもあると便利でした。ドリルは壁に下穴を開けるために使用します。下穴をきちんと開けないで作業しようとすると、かなり苦労します(下穴なしではうまく入らず、下穴が不十分でも電動ドライバーだとねじ穴が潰れそうでした)。

5. 少し長めのねじ
カーテンレールを購入した時に付属してきたねじは、ちょっと短めでした。窓枠自体に設置する場合は、柱が露出しているので良いですが、今回は壁紙などの奥に柱があることを考慮し、少し長めのねじを買い足しました。ねじ購入時は種類などもかなり拘ったのですが、大分時間が経ってしまったため、忘れてしまいました…。参考にならず、すみません。

6. マスキングテープ&ペン(目印用)&7. メジャー
これは結構大事です。市販のカーテンレールは伸縮するため、壁と設置する箇所を左右対称に決めようとすると、きちんとメジャーで測ってあげて印をつけた方が良いですし、壁にも沢山、目印を貼る必要が出てきます(下記の9参照)。

8. 水準器
カーテンレールの位置決め時に使用します。必ずしもなくてもよいかもしれませんが(目分量…)、カーテンレールが曲がって設置されないためには、あった方が良いです。

9. 下地探し用品(マグネット付き)
窓用のカーテンレールの場合、下地探し自体は殆ど必要ありません。というのも通常、カーテンレールは窓枠のすぐ上の壁に取り付けると思うのですが、窓枠周りはそれを取り付けるために必ず、柱があるので大丈夫なのです(あんまり上すぎるとないかもしれませんので、下地探しでちゃんと確認した方が良いとは思います)。気を付けなくてはいけないのは、釘などの位置です。壁紙が貼られていて分からなくなっていますが、壁紙の下にはところどころ、釘がいます。たまたま釘の真上にねじを入れようとしても入りませんので、釘の位置は確認する必要があります。我が家では、下記のようなマグネット付きの下地探しを購入し、マグネットチェックをしました。



これを壁に当てながらすーっと動かすと、釘の位置に「かちっ」という良い音をさせながらくっつきます。そこにマスキングテープを貼っていくと、綺麗に釘の位置が浮かび上がってくるので、そのラインには柱がある&この真上に穴はあけられない、というのが分かります。


こんな感じのものを用意して、結構時間がかかりました…。
やることはシンプルですが、意外に工程は多く、不慣れなこともありますし、何より慎重になりますよね、新居ですから!

が、確かに頂いた業者さんのお見積もりよりはだいぶ、安く済ますことは出来ました。
設置数が多い場合はお勧めできませんが、少ない箇所だったら自分でやってみるのも手です。
それにこれで一度経験しておくと、他の窓にもカーテンレールを取り付けたくなったときに自分ですぐに出来ますし。


しかし、以前にカーテンレールを取り付けた経験があったため、出来る出来る、と思っていたのですが、それが一体どこだったのかが分からなくなりました。
実家でやったと思っていたのですが、実家では自分で取り付けなんてしていない、と言われまして。
学生時代に、大学の研究室で確かにやったことがあるのですが(そのときは壁付けではなく、天井付けにした)、それ以前にも普通の家でやったはずなのですよね。
一体、どこで…。
記憶があやしくて困ります。
歳ですかね…(- -;)。


2 件のコメント :

  1. 確かに、ハニカム融通が利かないですよね。汗
    紐で上げ下げするのも面倒で、基本閉めっぱなしになちゃってます^^;

    インテリア的にも自然光の調整的にも取り入れたいと思いつつ
    カーテンレスの生活(=洗濯しなくて良い)からどうしても抜け出せないです(>◇<;)
    厚手のカーテンは洗濯も干すのも億劫でしたけど
    レースのカーテンは洗濯後レールに戻して干してたので
    レースだけなら何とかなりそうだなーっと思いつつ…1年です。笑

    おおー!
    旦那様との共同作業ですね!素敵!
    我が家は基本的に言っても言っても動かないので
    私が先走りで作業するので…
    賃貸でのカーテンレール移設を一人でやった時は半泣きでした。
    支えながら水平取りながらネジ打ち出来る訳あるか!と。
    用意する物①は、とっても重要ですね。笑

    返信削除
    返信
    1. >KIKOさん
      カーテンの洗濯は確かに面倒ですよねー。
      それもあってうちは結局、寝室に利用している部屋に遮光カーテンを採用したのみで、
      それ以外はすべて、レースカーテンのみになっています。
      遮光以外の機能は、ハニカム単体で十分かなーという認識です。
      インテリア的な意味ではカーテン、欲しいところもあるかもですが。

      カーテンレール、単独で取り付けされたのですか!?
      それは凄い…。
      2人でも「もう1人いて押さえてくれていたらなー」だったのに、1人で!?
      それはもう…器用というか、超人というか…!
      いや、それは…お疲れさまでございました。

      削除