外構工事が思ったより高額になった…というのは、まだ納得の範囲でしたが、登記の費用の高額さや、各種手数料、税金の高額っぷりには本当に驚きました。庶民には家も買わせてくれないのか…！と嘆く程度には。
いや、確かにおうち購入は贅沢なのかなー、その贅沢のおすそ分けとしての税金は仕方ないのかしら…というのは、うーん、まあそういうこともあるかもしれませんが。
我が家は最初に一条と仮契約して土地を探し、購入してから設計に入りました。というわけで、まずは家も建っていない状態で、土地に対する不動産取得税の課税のお知らせがやってきました。
そういうものがあるというのは知識として知っていましたが、その課税額に愕然。十数万円でした。え！購入しただけでこんなに取られるの！？Σ(￣ロ￣lll)
びっくりして色々調べてみたら、おうちを建てる土地の取得の場合は、減額対象なのですね。ああ、幾らかは安くなるのか、とほっとしました。
で、この課税のお知らせがやってきた半年前、書類を書いたのは良かったのですが、何だか色々設計図面だの何だのが必要らしいものの、どれがどういうふうにいるのか全然分からず。困ってとりあえず、前年の確定申告にいった税務署に行きました。（前年は医療費控除のために確定申告をした。）
そこの受付で、上の階に行け、と言われ、散々並んで待たされて、ようやく順番が来たと思ったら、それは下の階だ、と言われ、また逆戻りしたのですが、その後またも「そもそもここじゃない、あっちの県税事務所だ！」と言われました…。確定申告は所得税だったので国税のため税務署の管轄で、不動産取得税は県税なので税事務所の管轄だそうで。ああ、税金って全然分からない…。
とにかく、税務署内でたらい回しにされた挙句、そこから車で１５分くらいの税事務所に行くことになったのですが。行けと言われたところに行ったら「県税は県税でも、こちらの税事務所ではなく、別の税事務所の管轄になります」と更に違うところへ行くことに。０歳児を抱えて、更に２０分くらいかけて（自宅からは車で３０分以上かかる）行ったところでは、非常に丁寧に対応して頂き、スムーズに話が進みました。（しかも、別に分からなければ電話で問い合わせて訊けばいいし、書類も郵送で提出してもらっていい、と言われました。そうなんですね！）
そんなこんなで大変な思いをして、家を建てる前に「この土地は家を建てる土地なので、家が建つまでは課税を猶予してください、家が建ったら減額を申請します」ということに。ちなみに我が家は建ぺい率が大変低い土地で、土地面積は広くて床面積は小さめのため、土地の一部は減額対象ではないそうです。というわけで、この時点で広すぎる分の何万円かは先にお支払いすることになりました。ただ、残りの10万ちょっとは猶予にしておいて、その後建物が建ったら減額を申請すれば、恐らく０円になる、とのことで。え！？その部分はゼロ、なの！？Σ(￣ロ￣lll) 。。。家を建てるためのお土地は、買っても課税額がゼロなんですか…！ちょっとだけ、庶民に優しいな、と思いました…ええ。ただし、広すぎる分はそのまま課税なんですが、それは贅沢品、ということなのでしょうね。うちは条例で決まっている建ぺい率が低すぎるから、これ以上狭い土地を買うのは無理だったのですが。そこは何かずるい。
で、あのばたばた劇から半年くらい。今また、県税事務所から連絡がやってきたのです。猶予期間がもうすぐ満了するから、減額申請してください、と。
二度目の書類はスムーズに書けるかと思ったのですが、やっぱり難しかったです…。しかし今回は学習しています。はい。１歳児を抱えて右往左往しなくて済みます。必殺・電話で問い合わせ！書類で困ったことを書き出し、質問です。具体的には「共有の場合は持ち分を書け、と申請書には書いてあるのに、持ち分を書く欄はないけど、どこにどう書けと？記入例にも書いていないし」とか、「必要書類に「検査済証」と書いてあって「写し」になっていないけど、これって再発行されない書類だから原本添付しちゃったらその後どうするの…？」とか…。結局、持ち分は適当にその辺に書いておいてくれればいい（フォーマットはないから分かればそれでいい、欄外でも、名前のところでも）なんてアバウトな回答だったり、添付書類は全部写しでいいです、とか。どうも県税と言うのは、かなりアバウトな書類でも大丈夫っぽいです。あと、書類のどこにも書いていなかったのですが、「長期優良住宅であれば、認定通知書のコピーも添付してください」とのこと。いや、本当にどこにもそんなこと、書いてませんよ！ちゃんと明記してよ…、でも電話して良かったです、ええ。
で、一応半年前には０円になる、と聞いていたのですが、まだ半信半疑で、減額の記入欄はどうしたらいいですか？と訊いてみたら「猶予だったら、全額を書いてもらって、税額を０円にしておいてください」とのこと。うわあ、本当に０なんですね！？いいんですね！？…１０数万円が…、ゼロになるんだ…。再度、感動してみました…。
というわけで、書類を作成したので、また郵送してきました。いや、ありがたい。結構、遠いので郵送で済むのは助かります。ちゃんと電話で色々確認してあるので書類も大丈夫…かな？と思いますし。
…次は確定申告という強敵が待ち構えていますね…。頑張りましょう。
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